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マイクラで理系っぽいことやってみた。 MakeCode for Minecraftで科学プログラミング!

MakeCode for Minecraftで理系っぽいこと!


 こんにちは!マインクラフトは好きですか?今回は大人気ゲームのマインクラフトを使って数学や物理を楽しめる方法をご紹介します。


 今回の記事ではMakeCode for Minecraftを活用していきたいと思います。MakeCodeをマイクラに導入するのは簡単で、難しい環境設定などは不要です。公式の説明や日本語の検索結果などを参考にダウンロードして導入していただければ、無料で遊べます。(パソコン版のマインクラフトBEが必要です。)
 基本的な操作方法は、公式ドキュメンテーションを眺めていれば大雑把にわかります。けっこう直感的に使用できるのですぐになれると思います。


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イクラで数学を楽しむ!


 MakeCode for Minecraftでは、エージェントと呼ばれるロボットキャラを使って建築をしたり、ミニゲームをするなど、多様な遊び方が可能です。物理や数学のシミュレーション、グラフの描画などは可能な遊び方の一部の例にすぎません。


 動画を作ってtwitterに投稿しました。よかったら見てくださいね。


放物運動

 高校の物理で、力学を学んだことのある方はいらっしゃいますか?まずは、放物運動をやってみましょう。

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これはシーランタンという光るブロックで描いていますが、昼間はtwitter動画のように濃い色の方が見やすいと思います。


 まずは軸を描きます。黒いブロックを並べています。ポジションという選択肢からワールド座標の入力欄を持ってきています。こうしないと、自分の位置から数えた場所に置かれてしまいます。

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x軸y軸を設置します。



 最初だけというのはどうやら、コードを更新すると実行されているようです。


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初速度30m毎秒。サインとコサインの値は三角関数表から。


 放物運動の式から、時間ステップごとの物体の場所を、ブロックの配置でプロットするようにしました。x軸が少し0地点より高いので調整しています。


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放物運動の式です

グラフも描ける


 二次関数と一次関数のグラフを描きましょう。


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関数のグラフ


 迫力のある巨大な座標軸を設置しましょう。


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軸を置きます


 二次関数を描きます。

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二次関数。xの刻み方で放物線の見栄えが変わってくる。

 

 1ブロックが1となっているため、y=0.5x^2でもかなりシャープな形になっています。10ブロックで1を表すようにするとなじみのある見た目になります。以下y=x^2の例。


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y=x^2 10ブロックを1に。
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コード


 次は一次関数。

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一次関数


 文字を描いてかっこつけます。残念ながら日本語は対応していないようです。


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FUNCTIONと光る文字を。



 いかがでしたでしょうか。こういうことをやってほしいというリクエストがあれば、コメントでお願いします!!!
今後は大学レベルの内容も扱っていきたいです。